カメラを使ったアプリケーションを作っていると
気になるのは画像サイズ。
「画像劣化なしでサイズだけを落としたい。」
おそらく同じ様な経験をした開発者であれば共感してもらえるはず。。。
で色々試してみましたが、これだ!!というものには出会えず。
そんな感じで、興味が別の事に移っていた時に
会社の先輩に教えてもらいました。
【WebP】
http://s.journal.mycom.co.jp/news/2010/10/01/047/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/WebP
ウェッピーというらしい。
新しい画像フォーマットみたい。
JPEGと同じ非可逆圧縮なんだけど、JPEGよりも圧縮率が良いみたい。
ChromeとOperaは対応してる。。。?みたい。
せっかくiPhone/iPadアプリ開発とかやってるので、
どうせならiOSで試してみたい。
。。。
流行るかどうかは分かんないけど。。。
「画像劣化なしでサイズだけを落としたい。」
が叶うのならば試してみる価値はある。
(もちろんエンコードできてデコードできる事)
さらにググってみるとすでにiOSのサンプルを作ってらっしゃる方がいらっしゃいました。
本当にありがたい。
まずは、このサンプルを動かす事から初めてみます。
1、ダウンロード
こちらのサイトでサンプルコードをダウンロードする事ができます。
2、さらにダウンロード
さきほどダウンロードしたアーカイブの中の「README.md」を見てみると
Exampleアプリケーションをコンパイルする前に「WebP framework for iOS」のビルドが必要
とあります。
http://code.google.com/speed/webp/download.html
「こちらより最新版のlibwebpアーカイブをダウンロードした後に「libwebp-build」に置いて
「build.sh」を動かせば良いみたい!!
(build.shの「libwebp-0.1.2」の記載を「libwebp-0.1.3」に変更する。)
なんて簡単なんだろう。
3、そしてビルド
上のサイトから「libwebp-0.1.3.tar.gz」をダウンロードして「libwebp-build」に。
ターミナルを起動してカレントディレクトリを「libwebp-build」に移動して
build.shを実行すると。。。。
同じディレクトリに「WebP.framework」が出来る。
4、サンプルプロジェクトへの組込み
「TestWebP.xcodeproj」をクリックしてXCodeを起動。
「Frameworks」の「WebP.framework」を削除して、
右クリックで、[追加] → [既存のファイル]を選択し、先ほど作成した「WebP.framework」を選択。
あとは、サンプルプロジェクトをビルドする事で完了です。
実際にiPadで動かしてみました。
動きました。
すごい。
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